教えるのはこの私


徳重 安枝(Yasue Tokushige)

管理栄養士
1971年生まれ

管理栄養士。杉並区学校栄養士、プロスポーツ選手や肥満患者への栄養指導、管理栄養士国家試験講座の講師、フードライターなどを経験し、現在は「Clad-Kitchen」を主宰。料理教室の講師、執筆、講演などを行う。長女の出産を機に親子向けの食の教室「ベジスタ」を立ち上げた。

Information

0歳からのクッキング⑥ ~2歳ごろ(1)~ 旬を覚える

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日当たりのよい場所に腰を下ろして季節の野菜の下処理をするのもなかなか楽しいものです。

昔と違って、今ではいつが旬なのか分からなくなるくらい一年中手に入る野菜がたくさんありますが、子どもと一緒に作業をするなら できるだけ本来の旬の時期を選ぶことをお勧めします。

あの野菜のヘタを取ったのは汗をかくほど暑い季節だったなぁとか、田舎から届いた原木シイタケを干したのは秋から冬に変わる涼しい時期だったなぁ・・・といった具合に、食べ物の「旬」を頭ではなくカラダで覚えることができます。

「食育」の定番中の定番になってきた さやえんどうの筋とりや、とうもろこしの皮をむいたりヒゲをむしったりなどは特に楽しそうに "遊んで" くれますが、これはあくまでも例。
枝豆を枝から外すのも良し、泥のついたサツマイモを洗って干すのも良し、新玉ねぎの皮をむくのも良し。
どの野菜がよいというわけでもないので、スーパーの野菜売り場に「今が旬!!」のようなポップを見つけたらその野菜を買ってくるとよいでしょう。

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(モデル: さやえんどう 1歳11カ月 ・ とうもろこし0歳7カ月)