教えるのはこの私


徳重 安枝(Yasue Tokushige)

管理栄養士
1971年生まれ

管理栄養士。杉並区学校栄養士、プロスポーツ選手や肥満患者への栄養指導、管理栄養士国家試験講座の講師、フードライターなどを経験し、現在は「Clad-Kitchen」を主宰。料理教室の講師、執筆、講演などを行う。長女の出産を機に親子向けの食の教室「ベジスタ」を立ち上げた。

Information

0歳からのクッキング① ~6ヵ月ごろ~

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0歳児のほとんどは
しっかりとした足取りで歩くのは難しく、
手先も器用に使えません。
これではお料理なんてまだまだ・・・
と思って当然のこと。
しかし、お料理を楽しめる時期がきたときのための
"準備" を始めることはできます。

この"準備" を始めるタイミングは離乳食が始まってから。
母乳やミルクのように、飲むことで栄養を摂っていた赤ちゃんは
生後6~7ヵ月ごろから始まる離乳食によって
食べ物からも栄養を摂るようになります。

このときに、その "準備" として実践したいのが
食べ物の名前を言って聞かせること。
離乳食に使っている食材の名前を
何度も繰り返し語りかけながら食べさせてあげましょう。

赤ちゃんはまだ言葉が離せないので、
語りかけられた言葉をどこまで理解できているのか分かりません。
したがって、とても地味で地道な作業ではありますが
赤ちゃんの理解力が未知だからといって何もやらないよりは
やるほうが少しでもプラスになるはずです。
やらなければずっとゼロのままですから。

また、せっかく言って聞かせるのですから
できるだけたくさんの種類の食べ物を
離乳食に使ってあげましょう。
たくさんの名前を覚えるきっかけになるだけでなく、
これが後々、好き嫌いしないで何でも食べる子どもに育つ可能性も高くなります。

1歳を過ぎていよいよお料理のお手伝いができるようになったとき
見たことも聞いたこともない食べ物を扱うよりは
名前を知っている食べ物を手にすると
子どもはいっそう喜ぶのでお料理することもより楽しめます。

お料理に限ったことではありませんが、
喜ぶこと、楽しむことが
興味を持つきっかけであり
上達への近道ですよね。