教えるのはこの私


徳重 安枝(Yasue Tokushige)

管理栄養士
1971年生まれ

管理栄養士。杉並区学校栄養士、プロスポーツ選手や肥満患者への栄養指導、管理栄養士国家試験講座の講師、フードライターなどを経験し、現在は「Clad-Kitchen」を主宰。料理教室の講師、執筆、講演などを行う。長女の出産を機に親子向けの食の教室「ベジスタ」を立ち上げた。

Information

0歳からのクッキング⑫ ~3歳ごろ(4)~ みたらしだんご

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3歳も後半になって4歳近くになると、お料理をしている間、楽しい顔、真剣な顔、おいしい顔、ふくざつな顔など、今まで以上に様々な表情を見せてくれるようになります。
「熱いから、触ってはダメ」が理解できて、その言葉に従うことができるようになってきたら、そろそろ思い切って加熱料理を始めてみましょう。

キッチンのコンロを広々と安心して使えないようであればダイニングテーブル+カセットコンロの調理がおすすめ。
ダイニングテーブルだといすの上に立ったりして足元が不安定なので和室の低いテーブルを使えばなお安心。
火の扱いがまだ心配なら卓上式のIHヒーターや深さのあるホットプレートを使用するとよいでしょう。

加熱調理といっても、手早く炒めたり揚げ物をしたりといった調理はまだ難しいかもしれませんので、今回はゆっくり混ぜるだけの「みたらしのたれ」づくりと、「白玉だんご」づくりをご紹介します。

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↑ 生地をこねるのは、粘土遊びと変わりありません。 テーブルナイフでカットしてコロコロとまるくして、とっても慣れた手つきでおだんごを作っていきます。

↓ たれづくり。 フライパンにどっさり入れたお砂糖のうえにお醤油をかけて・・・。
  「かき氷みたい!! 」と、こどもの感性はとっても素直でシンプルで面白いですね♪

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↓ 緊張感のある顔つきで丸めたおだんごを熱いお湯の中へ入れていきます。
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↓ 作っている途中で、食べたくなって口にしてしまうのも子どもらしくてかわいい一面です。
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子どもたちも大喜びで、とっても簡単に作れる「みたらしだんご」。 ぜひお試しを!!

モデル: 3歳8ヵ月(ふたりとも)