教えるのはこの私


徳重 安枝(Yasue Tokushige)

管理栄養士
1971年生まれ

管理栄養士。杉並区学校栄養士、プロスポーツ選手や肥満患者への栄養指導、管理栄養士国家試験講座の講師、フードライターなどを経験し、現在は「Clad-Kitchen」を主宰。料理教室の講師、執筆、講演などを行う。長女の出産を機に親子向けの食の教室「ベジスタ」を立ち上げた。

Information

漂白剤を使わないとろろ芋


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今日の昼食の主食は「麦とろごはん」。

調理後1時間経過した "とろろ" ですが、変色していません。もちろん漂白もしていません。
これは「ねばりっこ」という名前の長芋です。

何でもないことのようですが、食べる側はもちろんのこと、料理をしている側の人にとっても、せっかく心をこめて見た目にも気を配って作った料理が変色してしまうのは、非常に残念なこと。

コンビニなどで売られている「とろろそば」についている "とろろ" は、漂白剤が使用されているとか。
カラダに害はないと言われている量とはいえ、授乳中のお母さんの口に入ることで、赤ちゃんの体にも!? と心配になりますよね。

この「ねばりっこ」のありがたい点は、すりおろしたとき手がチクチクしたりかゆくなったりしないこと。
また、粘りが非常に強いので、落とし揚げにしたときはふんわりとふっくら美味しく仕上がる特徴もあります。

各家庭でぜひお試しいただきたい食品のひとつです。